選ぶべきシガーツール

2016-08-29

シガーに必要な道具は分かった。では、具体的にどれを選べばいいのか?」

という質問をたくさんいただく。

シガーナビは多くのハウツーを掲載している。それは回り道をして意味の無い知識を身につけたり、シガーにいらぬ投資をして先々後悔するよりも、そのぶんをシガーの購入に充てて充実したシガーライフを送ってもらいたいからだ。

より多くのシガーを体験した方が当然シガーに対する認識は深くなる。

いずれ好みの道具に落ちつくには、入り口をうまく押さえなければならない。このページでは初心者への「これさえあれば問題ない」シガーグッズをご紹介する。

ここに挙げたものはシガー上級者でも愛用する、さまざまなメリットが隠された、長く使えて安価に入手できる厳選されたツールだ。

 

・カッター

手元が狂わないように軽いもの、そしてラッパーを押し当てて割らないよう両刃、刃先がよく見えるもの、ロック機能で仕込まれたバネのない、最後まで指先でコントロールできるという条件が揃ったものがまずはおすすめだ。

 

パリオ ギロチンカッター

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軽くて薄く、耐久性も高い一押しのギロチンカッター。アマゾンドットコムではさらに安価に購入する事ができる。

 

ジカー シガーシザー

 

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折りたたみのシガーシザー。シガーに便利なツールも収納されている。シザー型がお好みの場合はこちら。もちろんアマゾンドットコムではさらに安い。

 

コリブリ ギロチンカッター

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昨今はリングゲージの大きなシガーも増えている。このギロチンカッターはリングゲージ75まで対応できる大口径。両刃であり動作もスムーズ。

 

・ライター

フットを炙ったり着火に使用するのはターボライターがおすすめだ。どこでも手に入る徳用ボンベで使用でき、タフなものをおすすめする。

 

ウィンドミル BEEP3

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ガス残量が確認でき、火力調整も簡単。

 

プリンス ポケットバーナー1

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ロック機能でボタンを押し続ける事なく火がつけられ、指が熱くならない。

 

・シガートレー

もし自宅でもシガーを楽しめる環境ならば、専用の灰皿がひとつはほしい。一本用で十分だ。だが、残った灰は水道に捨ててはいけない。灰は水に溶けず、砂のようになるので水道管のつまりの原因になる。消火を確認してからゴミ箱に捨てよう。

 

ローランド シガートレー白

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バーでも使用されているシガートレー。シックな黒もある。こすり洗いを続けると金メッキが薄くなるので気をつけよう。

 

・シガースタンド

外で喫煙する場合も、シガー専用トレーがどこにでもあるとは限らない。腰高の普通のシガレット用灰皿でもこれがあれば快適にシガースモーキングができるので、あなたの快適なシガーライフをサポートしてくれる。

 

シガークラウン

 

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多色展開しているアルミ削りだしのシガースタンド。日本製。

灰皿に合わせて高さ調整ができ、リングゲージの大きさに合わせたアールがふたつ切ってあり、シガーのおさまりも良い。パーツは三つに分解でき、好みの色を組み合わせることによりファッショナブルに楽しめる。こちらのフォームからオーダー可能。送料込みで日本国内ならひとつ5,000円で購入できる。


 

以下はあればさらに便利な道具だ。ここにまとめて挙げておきたい。

 

シガーキャディ

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プラスチック製の、シガーを持ち運べるケース。ゴムパッキンを備えているので防水性がある。つまりシガーの湿気を逃がさない。熟成には適していないが、数日持ち運ぶのに問題は無いだろう。中に水を含ませるオアシス(スポンジ)が仕込まれているが、シガーに局所的に作用したり水が滴る場合があるのでそこは使わない方が良い。湿度を保たせるなら下のボヴェダを使おう。

 

シガーキャディ 5本用

シガーキャディ 5本用(アマゾンドットコム)

シガーキャディ 10本用(アマゾンドットコム)



ボヴェダ

 

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設定された湿度に保たせる自動調湿剤。袋のまま使う。

長期間シガーに触れさせるとテイストを変えてしまうおそれがあるので、移動用に活用しよう。69%、72%のどちらかを好みに使おう(おすすめは69%)。

ボヴェダ69%

ボヴェダ72%

 

いかがだろうか。値段をおさえたこの秀逸なラインナップならば、旅行用のサブツールやスペアとしても使い続けていく事ができる。ここからさらに自分の感性に合ったツールを厳選して、探していってもらいたい。