キューバ映画のポスター展が開催:東京国立近代美術館
2015-11-23
展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」が、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。
キューバを中心に世界各国の映画ポスターにも焦点を当て、エドゥアルド・ムニョス・バッチやアントニオ・ペレス・ゴンザレスらの名作を紹介する。会期は2016年1月7日から3月27日まで。
「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」は、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館が共催。
キューバは1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁を拠点に先鋭的な映画を送り出してきた「小さな映画大国」と呼ばれ、宣伝においてもポスターを大量印刷向きのオフセットではなく手刷りのシルクスクリーン技術で制作するなど独自性のある取り組みを行ってきた。
同展覧会では、多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、革命期から1990年前後までに制作された85点の映画ポスターを紹介。
エドゥアルド・ムニョス・バッチやアントニオ・ペレス・ゴンザレスをはじめ、レネ・アスクイ・カルデナス、アントニオ・フェルナンデス・レボイロらの作品を揃えるほか、盛んに輸入された外国映画のポスターにも焦点を当て、「座頭市兇状旅」といった日本映画のポスター8点などが展示される。
1月16日から2月28日までの毎週末、関連上映企画「キューバ映画特集 革命映画から映画革命へ」を小ホール開催する予定だ。
■展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」
会期:2016年1月7日(木)〜3月27日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室
休室日:月曜日
開室時間:午前11時〜午後6時30分(入室は午後6時まで)
料金:一般 210(100)円/大学生・シニア 70(40)円/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート所持者、キャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「NFC コレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含む
*( )内は20名以上の団体料金
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600
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