【Aged】[ すべての記事を表示 ] Bolivar Inmensas '05 ボリバーのロンズデールは2種類ある。 ひとつはビトラ・デ・ガレラ:セルバンテスの「ロンズデール」(ゴールドメダルもこれに当たる)。 もうひとつがビトラ・デ・ガレラ:ダリアの「インメンサス」だ。 La Gloria Cubana Inmensos '10 インメンソスは2010年のリリース当時、並ぶものがない名前の通り巨大なシガーだった。 今ではリングゲージが54を超える長大なシガーも珍しくはないが、当時は限定品などで数えるほどしかなかったのでその威容に圧倒された。ニス塗りSBNを開けたときに10本並んだカマダ(葉巻を並べた列)を見て驚きと口中に湧き上がる唾を飲み込んだ覚えがある。 Partagas Serie D No.1 Edicion Limitada 2004 セリーシリーズは元々1930年代から1960年代まで製造され、一度その歴史は止まっている。 70年代半ばから再び日の目を見ることとなり、今ではパルタガスのラインナップでも外せないものとなっている。 Romeo y Julieta Petit Piramides Edicion Limitada 2005 2005年のエディシオン・リミターダはH.Upmann、Montecristo、Romeo y Julietaの3種類。 今回はそのうちで一番小さいビトラのペティ・ピラミデスだ。ちなみにELに選ばれるブランドではパルタガスが最も回数が多い。 Montecristo Robusto Edicion Limitada 2006 2000年にHabanos S.A.は今までにないシリーズのシガーを生み出した。 その年限定発売のシリーズ、エディシオン・リミターダ(リミテッド・エディション)だ。最初のラインナップに含まれていたのはモンテクリスト ロブスト。それが2006年にリバイバルとなった。 Trinidad Ingenios Edicion Limitada 2007 インヘニオスは2007年のエディシオン・リミターダだ。トリニダの他に、この年はオヨ・デ・モントレイからレガロス、ロメオ・イ・フリエタからはエスクドスがリリースされた。当たり年だったと記憶している。 インヘニオスはTrinidad初のELとして盛大に歓迎された。その後のELであるショートロブストT、トペスの人気を見れば、Trinidadの人気も伺える。 Cohiba Siglo Ⅱ '08 シグロ2はLinea1492のひとつ。「新世紀」の名の通り、第2世代のコイーバだ。 シグロ1~6までのファミリーでペティコロナにあたる。 他と同じく1994年にリリースされた。サイズはRG42x129mm、ビトラ・デ・ガレラ:マレバス(ビトラ・デ・サリダ:ペティコロナ)。5本入りペーパーバック、25本入りニス塗りSLBと3本入チュボスが販売されている。 Troya Universales '99 トロヤ ウニベルサレスは現在も販売されているプラスチック製のチュボス、トロヤ コロナスクラブの前身と言える。 このビトラは1960年代にはすでに生産されていた。 セロファン入り・セロファンなし両方で25本入りドレスボックスが発売され、また両タイプで3本入り・5本入りペーパーバックも販売されていた。非常にポピュラーなシガーだったことが伺い知れる。 Romeo y Julieta Belicosos '05 ロメオ・イ・フリエタ ベリコソスは1960年代に生産が開始されたと思われる。 これより少し長いピラミデも同時期に作り始められたのかと考えがちだが、そちらは2000年から2003年までの生産と非常に期間が短い。市場でなかなかお目にかかれないのはそれが理由だ。 Romeo y Julieta Prince of Wales '98 以前クレメンセアオスでも触れた、ロメオ・イ・フリエタの3兄弟のひとつ、プリンス・オブ・ウェールズ。 Punch Double Coronas '05 1840年代に生まれた由緒あるブランド、Punchの最大サイズのビトラであるダブルコロナ。 最も多くの原料と、最も熟練した職人が必要であるこのビトラは、各ブランドのマスターピースといっても過言ではない。(最も高価な原料であるラッパーの歩留まりを考えれば、下手な職人に任せることなどできないのだ) Hoyo de Monterrey Churchills '08 オヨ・デ・モントレイのチャーチルサイズはこれ以外にもコンコルデが存在したが、廃盤となって久しい。そしてこのチャーチルも2012年に廃盤となり、すでにこのブランドにチャーチルサイズは存在しない。